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理事長所信

2020年度 理事長所信

2020年度一般社団法人佐賀青年会議所
第65代理事長 西村 祐二郎

 

元気・やる気・勇気

~素直に一所懸命に、光り輝く佐賀を目指して~

はじめに

「素直でありたい」何歳になってもこの気持ちを持ち続けていたい、それが私の志です。私の人生、ここまで来るのに決して良いことだけではありませんでした。しかし、どんな状況にあっても、より良くなりたいと願ってきました。そして、どうか私に関わる全ての人々が幸せであって欲しい、そう願っています。

未来のことは誰にもわかりませんが、未来が誰の手に委ねられているかは明白です。そう、私たち自身です。明るく元気な姿勢で勇気をもって行動することが未来を明るく豊かにできるのです。大人が輝けば子どもが輝く。そして子どもが輝けば佐賀の未来、日本の未来が変わっていきます。私たちはそんな輝く大人を目指していきます。大きなことをする必要はありません。自分が変わることで世界を変えることができると信じ、たとえ一人ではできなくても同じ志をもつ仲間のたった数人が「自分が変われば世界は変わる」と素直に信じて行動していけば、必ず未来は変えられます。たとえ今は苦しくても自ら変化の起点となり、誰もが心踊る光り輝く佐賀の未来を共に創造していこうではありませんか。

佐賀青年会議所は1956年に誕生して以来、64年に亘り諸先輩がご尽力され礎を築いて来られました。私たちは諸先輩が紡いでこられた歴史ある青年会議所運動の偉大な功績の上に乗っているのです。その歴史や時代の開拓者として常に挑戦し続けてこられた志に敬意と感謝を表するとともに、私たちは自らの置かれた現状を変えず同じことを繰り返すことなく、成長を止めないために挑戦し続けることが不可欠です。目の前の問題だけにとらわれず、将来を見据え、リーダーシップを取り、私たちが住み暮らす地域のために、どのような行動を起こすべきかを常に探求し続ける必要があります。
 

会員拡大について

昨今の人口減少時代においては、数多の組織で人員拡大が重要なテーマとして掲げられ、その活動が展開されております。メンバーの減少は組織の衰退を招きます。メンバー一人ひとりがこの危機感を持って真摯に向き合い、会員拡大に努めていかなければなりません。一生涯で心から仲間と呼べる人に出会うことはそう多くはありません。共に過ごした時間の長さだけではなく、その密度や距離感、心と心でぶつかり合うからこそ育まれていくものであります。青年会議所の環境は、そんな素晴らしい仲間と出会う可能性を大いに秘めた団体であることを多くの方に発信し、たくさん夢を語り、みんなが承認しあえる雰囲気で出迎え、一人でも多くの仲間に出会える機会を作ります。
 

広報活動について

佐賀青年会議所が開している活動・運動は地域にとって必ず明るい未来へとつながるものと確信しております。地域の人々に理解してもらい、信頼関係を築き、最終的にファンになってもらうためのコミュニケーション活動が「広報」であると捉え、目的や内容を老若男女問わず多くの方々に情報を発信し、認知していただく広報活動が重要です。また、組織の情報がより多くに広まるようになると、その組織で活動・運動をしたいと考える人も多くなり、優秀な人材も集まりやすくなります。 優秀な人材が集まるようになれば、さらに組織として飛躍することにも繋がります。組織のブランディングを含め広報のありかたを検証し、多くの方たちに魅力ある佐賀青年会議所の情報を発信していきます。

会員の資質向上・新入会員の研修について

青年会議所は活動の基本を「修練」「奉仕」「友情」におき、会員は「明るい豊かな社会を築き上げる」ことを共通の理念としています。なぜ、何のためにJCIクリード、MISSION、VISION、宣言文、綱領を会の始めに発声するのかをしっかりと理解し、大きな声でハキハキと発声することが大切です。地域社会を明るくしていくには、まずはメンバー一人ひとりが元気を発信し、小さなことから一つひとつ自身を変えていかなければなりません。メンバーの明るく元気なちからで地域を牽引して明るい元気な社会を創造する、そんなリーダーシップを発揮できる人材を育成していきます。
 

国際の機会について

佐賀青年会議所は1985年以来、36年に亘り、社團法人台南市新營国際青年商會と交流しています。入会歴の浅いメンバーが多数を占める現状、この交流に参加したことのない方が大勢いる状況です。これまで姉妹JCと育んできた友情をこれからも大切にしていくには、交流未体験のメンバーに交流を体験していただかなくてはなりません。交流の歴史と伝統を改めて学び、多くのメンバーで訪問し友情への感謝を伝えていきます。また、地域や市民の皆様にも国際交流の素晴らしさを伝えていくために新たな形での交流を築いていかなければなりません。自分たちの地域の良い文化を互いに学び、これまで続けてきた交流を通じて、佐賀の、そして台湾の良い文化を発信します。
 

まちづくりについて

昨今、人口減少社会の到来で、年少人口や生産年齢人口が低下していくことが懸念されています。青年会議所の力だけでは、社会を変えることは容易ではありません。社会の中で影響力を持つ組織との連携なしには、社会に長期的な変革を起こすことはできないのです。長期的目的を共有できる団体と対話を進めて信頼関係を醸成し、時に共に行動することで、パートナーシップを築いていかなくてはなりません。1972年に開催された「納涼さがまつり」からはじまり、本年で49回目を迎える「佐賀城下栄の国まつり」は多くの諸先輩が関わってこられ、多くの関係者の皆さまのご尽力のもと、毎年多くの人々に喜んでいただけるまつりとなっております。本年も私たちはこのまつりを大いに盛り上げ、来年に控える50回目という節目の年へ向けて 、このまつりを他団体と共に構築していきます。
 

環境について

今日、環境問題に対する市民の意識は年々高まってきています。しかし、与えられる情報の中には一方的な見解も多く、これらを安易に受け入れ、逆に狭い了見にとらわれてしまうことも少なくありません。正しい環境認識を有し、環境意識の高い人材の育成を目指して市民の環境問題に対する正しい認識を培い、環境に関する理解を深め、環境意識を向上させます。
 

青少年育成について

昨今、スマートフォンやAI、IoTの急速な普及などにより、人と人が直接触れ合い、対話する時間が希薄化している傾向があります。未来ある青少年の育成にとっては大人たちとたくさん触れ合い、コミュニケーション能力の向上や未来への夢や希望を見出すことが必要です。本年度も多様な体験活動の機会を提供しながらも、メンバー自らが青少年との交流を率先して行い、たくさんの夢や希望を語り、心と体の調和のとれた成長を促進し、夢や希望を見出すことの大切さや目的達成のための手段、方法を学ぶ機会を構築していきます。
 

ビジネスについて

目まぐるしく社会が変動する中、ビジネスも、それに呼応するかのように多種多様なものに変化しています。昨今の子どものなりたい職業ランキングでは、YouTuberやプロゲーマーが上位に入り、一昔前は単なる趣味としか言いようがなかったものが職業となる、そのような新しい時代を迎えています。これからのビジネスは、固定観念にとらわれることなく、新しいものに対して理解を深めることが不可欠で、それに加え、適応していくことも必要です。このような新しい時代をふまえ、夢を持ち一所懸命に何事も取り組めば、夢に一歩ずつ近づいていけることを次世代を担う子どもたちに伝えていきます。
 

持続可能な開発目標の普及啓発活動について

国連サミットにおいて、持続可能な開発目標「SDGs」が策定されて3年余りが経過しました。SDGsを達成するには、理想とする全体像を想像し、必要とされる要件やツール、サービスを生み出すイノベーションが必要不可欠です。自らの経営資源を見極め、それを活かして目標に向かうことが大切であり、その上で企業や自治体が単独で取り組むことにとどまらず、社会全体が目指す共通の理想に向けて、連携を意識して行動をとることで理想の未来が近づきます。性別や年齢や置かれた条件を問わず、日本中のあらゆる個人と組織が挑戦し続け実践することにより持続可能な社会の実現が達成され、より良い未来を拓くことにつながると信じ行動していきます。
 

結びに

一部の人や集団が社会をリードするだけでは、20年後も佐賀が明るく豊かで世界に誇れる地域となることは難しいでしょう。しかし、全ての人材が成長して活躍の場を持つようになり、資源を生かすことができれば、佐賀の未来は輝かしいものとなるはずです。佐賀にはいまだ多くの魅力があり、何より多くの人材が存在します。あらゆる個人と組織が挑戦し続ける、そんな佐賀を築いていきましょう。 

そう、思いは叶う。願えば叶う。光り輝く佐賀の未来を想像し、仲間とともに元気・やる気・勇気をもって佐賀の明るい未来を創造していきます。