2022年度5月例会開催

 

 この日、ビジネス・防災対策委員会担当で佐賀県立生涯学習センター(アバンセ)ホールにて5月例会を執り行いました。

 今回の例会は、近年頻繫化、激甚化する水災を中心とする災害に対しての学習を行うことでの防災意識の向上を図ると同時に、昨年締結した青年団体協定を含む諸団体との連携体制を交流を通じてより強固とすることを目的として開催されました。

 昨年の協定に参画した佐賀青年会議所、佐賀市北商工会青年部、佐賀市南商工会青年部、神埼市商工会青年部の面々や、県内他青年会議所、小城市商工会青年部の皆様に参加のお声かけをし、当日は講演・対談の二部構成にて例会が行われました。

第一部の講演は、地域おこし協力隊として大町町を中心にここ数年の災害に現場の最前線で取り組んでこられた公門 寛稀様より、水災を取り巻く現状や災害支援の手法、青年団体として取り組めることにフォーカスしてお話を頂戴しました。

 公門様のお話を受けた後に、第二部として、佐賀災害支援プラットフォーム山田健一郎共同代表、宮近由紀子共同代表、名尾手すき和紙谷口祐次郎社長、公門様、そして青年四団体代表者による対談が行われました。

 昨年実際に被災され、また当会議所主導にて復旧の支援をした名尾手すき和紙の谷口社長より、被災時に困った事や支援で助かった事などリアルなお話を頂いた後、よりよい防災、支援の在り方について議論を深めました。

 当会議所、ビジネス・防災対策室の飯笹委員長が会場内を回り、参加する聴衆にも積極的に意見を求めるなど、壇上のみならず会場内多くの参加者の意見や質問を吸い上げながら、防災に対する理解を一同より深めることができました。

 近年ほぼ毎年のように生じる災害に対して、平時からの団体間連携を強固なものとし、また県民一人ひとりが防災意識の醸成を行う事が喫緊の課題となる中で、当会議所は引き続き事業等を通じてより佳い防災への取り組みを行ってまいります。